前回の記事がありがたい事にTRUMPファンの方に届きました。
ブログに気付いてtwitterで拡散して下さった方、RT・いいねして読んで下さった方、
本当にありがとうございました!
yoshida-htn.hatenablog.com
私はtwitterも鍵アカウントですし、本当はすぐにこちらで『安西慎太郎のここがいいぞ』的ブログをアップしようかと思ったのですが、すっかり出遅れてしまいました。
それと言ってはなんですが、こんな記事がアップされたのでぜひ観て頂きたく。
25news.jp
#崩壊シリーズ「#派」に出演する #安西慎太郎 さんのコメント動画を #plusa サイトで公開✨
— plusa/プラスエー (@plusastage) June 11, 2019
その場主義な男・馬倉阿嵐を演じる安西さんがハマる横浜の絶品!○○とは??
日常のプラスαなものと意気込みを語っていただきました😆
ここではちょこっとお見せ🉐
続きはこちら👉 https://t.co/Y68lIDrzsX pic.twitter.com/jjqY8iF4PK
※ちなみに、家系ラーメンを『最近のブーム』と仰っていますが、3~4年前にも家系ラーメンやらかめ・濃い目・多めに海苔とほうれん草トッピングが好きだと公言しております。
安西くんしょっちゅう時空を飛び越えがちなので……
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安西くんの過去作、DVDでまだ買えるものもあるので気になった方はぜひ観てほしいのですが、やっぱり役者・安西慎太郎は生の舞台で体感して頂くのが一番なので次回作のプレゼンをしたいと思います。
まずは8月~9月の舞台『絢爛とか爛漫とか』。
こちらは安西くんが生まれた1993年初演(1998年再演)、これまでに様々な劇団で上演されてきた人気作品です。
(再演では、なんと若き日の佐々木蔵之介さんが出演されていました)
今回はその初演・再演で演出を手掛けた鈴木裕美さんの演出です。
有名な演劇賞を何度も受賞してらっしゃる方で、wikipedia見ながらすげえ…って言いました(笑)。安西くんも以前から一緒にお仕事したいと思っていたようですね。
私はさっそく戯曲を読みました。
昭和初期のある駆け出しの小説家の部屋を舞台に、その部屋の主である古賀を含めた4人の若い文士たちが、文学議論やたわいない雑談を繰り広げ、それぞれの『芸術とは、文学とは』を見つけていく。
そんな彼らの春夏秋冬の移ろいを描いた会話劇です。
まずとにかく脚本が面白い!男子4人の会話がとってもユーモアとテンポ感に溢れていて、スイスイ読み進めてしまいました。
そしてとにかく膨大な台詞量です。4人の芝居のやりとりが自然じゃないと絶対に台詞に追い立てられそうな…会場も狭いからそういう些細な部分も観客に気づかれるだろうし、すごく技量の要る作品だなと思います。
安西くん演じる古賀は、なんとか文壇デビューしたものの、見栄やカッコつけや頑固さだなんだでちっとも筆が進まず、2作目がまったく書けずにいる典型的な頭でっかち文系青年です。
こういう奴、いるわ~(笑)と思う反面、一度でも何か『表現する人』を目指そうとした事がある人ならとても他人事じゃないリアルさを持った人物です。
安西くんは『天才』『エリート』『非凡』な役が比較的多く、それゆえの苦悩や葛藤を繊細に演じてきたのですが、こういう『凡人』ゆえの『ダサい』奴というか、役は初めてぐらいじゃないかなと個人的には思います。
でも、きっと観ててめちゃくちゃツラいぐらいハマるだろうなとも思います。楽しみ!
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続いては、10月~11月の舞台『派』。
あの、まずビジュアルの神経質そうな軍服サイコーじゃないですか?
(安西くんが軍服を着ると急に盛り上がる性質)
こちらは『崩壊シリーズ』という人気作品の3作目。
私はまだこのシリーズが未見なので、何がどう崩壊していくのかわからないのですが、とにかく『喜劇』だという事がすっごく嬉しくて。
安西くん、実はこれまで純粋なコメディ作品への出演は極端に少ないんです。
そして、厳しい事を言えば彼はコメディがあまりお上手ではないんですね。すぐアドリブ的なギャグに逃げちゃうし、勢いに任せてしまうし、そのくせ1回ウケた事は何回もやっちゃうし。
(これは本人が、そういうアドリブ的なコメディセンスが凄い先輩俳優さんの笑いに憧れてるんだろうな~というのは感じてます…でも彼はそういうのスベるんだよなあ…)
もちろん、彼自身のお芝居の技術でクスリと笑わせる事はこれまでもいくつかはあるので、
(『幸福な職場』や『スーツの男たち』などの軽快な掛け合いは巧くて面白かった)
今回はそういうコメディの部分が開花するといいなあと期待しています。
あと個人的には、CATプロデュースの作品である事!!!
私が『安西くんで好きな作品は?』と聞かれたら確実に答える超絶大好きな3作『喜びの歌』『幽霊』『スーツの男たち』の主催さんでもあります。
彼は出演していませんが、以前観劇した『TAKE ME OUT2018』『BLUE/ORANGE』などの海外翻訳作品2018もまた、演出も役者もクレバーで巧みな演劇作品でした。だからここの作品は絶対好きです。(確信)
安西くんが演じるのは、行き詰まりを感じ始め、座長の提案で再起を図る劇団の中で『保身派』の劇団員。
保守のキャラっていうのも結構珍しいですね。
個人的には、『幸福な職場』での知的障碍者の少女の芝居がとっても素敵だった前島亜美さんが久しぶりの競演なので、なにやら彼女は小悪魔な役のようなのでぜひ絡んで頂きたいです!
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私の文章からも伝わるかと思いますが、今回の2作はいずれも『挑戦の舞台』になりそうだなと思います。
上記の2作はまだチケット発売中です!!
長期間の公演or地方公演あり、おそらく当日券も出る舞台だとは思いますので、ぜひ安西慎太郎くんの芝居が気になった方はふらっと気軽に観にいらしてください。
アンジェリコとはまた違う、彼のお芝居の違う魅力を知って頂きたいです。
正直、安西くんは『推し活』には向かない役者さんかもしれません。
接触イベントは少ないし、自撮りも極端に避けるし、SNSも非常に淡白ですし。
ただ、潜在的に『芝居が好きな役者』『出演舞台があれば観に行く役者』という方は結構多いんじゃないかなと個人的に感じています。そういう評価の似合う人です。
最近彼を知った方、いいなと思って下さった方にも、そういう方がいっぱい増えるといいなあと、一ファンとしては感じています。